去年の思い出を語るシリーズ、第5弾。
…そんなシリーズだったのか!?
しかも今回はだいぶ前。
イギリス旅行行く前の4月にまで遡ります。
おぼろげな記憶を辿りながら…
外観を撮ったはずの写真が無い…
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表参道の美容室が会場の移動型演劇
前作の移動型演劇「サファリングザナイト」がとても良かったのです。
ディズニーやテーマパークなどのエンタメがイマーシブシアターのような認識もありますが、
それを除くと、わたしの初イマーシブシアターと言えるような。
製作者のインタビューか何かで読んだのですが
「日本でもスリープノーモアのような公演を!」
という熱意のもと作られたんだそうです。
この作品はダンスシーンは一切ありませんでした。
全てお芝居のみで構成される。
なのに、参加にあたり、たくさんのルートがあり、ひとつのルートでも様々な体験が出来る。
巨大な倉庫で行われた本作。
再演は叶わないのか。再演して欲しい。
ここでの観劇が、わたしの今後の作品作りに非常に影響を与えています。
今回はそんな地下空港さんの移動型演劇第二弾です。
詳細はコチラ。
今回は表参道にある美容室が舞台です。
直近で表参道の会社に通ってたんですが、美容室がちょうど会社に行く途中にあるので、非常に懐かしかった。
プラダやカルティエ、イブサンローラン、ギャルソン・・・ヨックモックのカフェなど、
高級ブランドだらけで歩いてるだけで優雅な気持ちになれる道。
そんなお店が連なる道を毎日通っていて、ショーウィンド見て気分を上げていた。
美容室はそんな通りのファッションビル地下にあります。
開場までは店の入り口から並んで待ちました。
そして当日精算だったかな?待ってる時にお金を支払います。
このとき、確かマスクをもらいました。
普通の白いマスク…だったような。いや、黒かな?(dazzleと記憶が混ざってる)
4月の移動参加型演劇『Were Born / ワー・ボーン』の映像編集にようやく取り掛かろうとして、映像素材を見ながら胸熱!楽しかったなあ。再演したいし、海外でもやりたい! pic.twitter.com/so3NCAxBJT
— 伊藤靖朗 (@yasuroito) 2018年7月5日
黒だったわ!!
そしてなんと美しい舞台写真。
わたし、「舞台写真の照明の美しさ」が自分の中でかなり重要なポイントで、地下空港さんのヴィジュアルは美しくて良き。
海外で活動されてるようで、海外っぽさがあって好きです。
日本の「ザ・小劇場!」「ホール」って感じの照明が苦手、でも機材とかの関係でどうしても 安っぽくなっちゃうのかな…
自分で照明のプランニングした事無いから、理想を作り上げるのがどれほど大変か…と思うのですが…
舞台写真を撮ったときに「これっ!」ってなる照明があるんですよね…
(海外の舞台写真はどれも美しい。ロンドンの劇場「The Vaults」サイトにある舞台写真が理想的。)
話を元に戻しますと…マスクは「チケット代わり」という事らしいです。
そして開場です。わたしは割りと早めに並んでいたので、割と早く中に入れました。
列はダズピースのように整理番号は無く、当日来た人からの先着順でした。
入ると、まず出演者が一人一人にセキュリティチェックのようなことを行います。
金属探知機のようなものを持って、上半身を探るような動き。
問題なければ中に入り、単語の書かれたメモを受け取ります。
これにも意味があるのでしょうが、感じ方は人それぞれ。
まず第一に没入させる演出、「ドキドキワクワク」感を与えるという目的。
戦争がテーマなので、危険物の持ち込みが無いか、テロリスト対策、とかかな…
会場は「非日常」を感じさせる、照明で美しく彩られた空間が広がっていました。
美容室内を自由に歩けます。
入場中は特段何かパフォーマンスをしていたようには思いません。
自由に移動できるといっても、所詮美容室。
その場から、その空間全てを見渡すことが出来、人が邪魔で見えづらいということはあっても、
大体どこで何をやっているかはわかるような形態です。
テーブルの上でうずくまっている女性がいました。
ゆっくりと動いているような気がします。
さて、こっからの記憶が曖昧ですが、
入場がひと段落すると開演のようです。
男女2名だったかな。出演者が出てきて、中央のテーブル席のようなところで会話が始まる。
「会話」だったかな…?
というのも…「詩的・ピクニック」と表現されているように、
セリフが単語のみ、とか、喋り言葉ではなく「詩」であったという印象が大きいです。
みな、詩を読んでいる。
詩で繋がっていく。
ある出演者が単語を叫ぶ。「○○!」
その単語が何であったかさえ覚えていないが、
その「○○!」の単語のメモを持った観客を探しているようであった。
そのメモを持っていた人が手を上げる。
その後何があったか覚えてない←
メモを渡していた?
カウンターのような場所があり、
選ばれた数名の観客がそのカウンター席に誘導され、
カウンター内に居る出演者と何か会話していた。
「単語」にまつわるような何かであった。
身体表現もあったし、
リズミカルに詩を述べながら動いたりすることもあった。
綺麗な絵。
綺麗な動き。
綺麗な言葉。
アーティスティック。
アバンギャルド。
ああ、もう全然意味がわからない。
難しすぎた。
綺麗な世界、美しい空間を感じることは少し楽しめたかな。
多少セリフはあったが、身体表現のみのタッチザダークに比べたら、
「演劇」ということで、こちらのほうがストーリーは分かるかな、と思っていたら間逆であった。
わたしがバカなのは重々承知です。なんも考えてないから…
内容で言うと、きっとアングラなのかもしれないけど、
ヴィジュアルが綺麗だからアングラを感じさせない。
語弊がありますね、アングラは綺麗じゃないみたいな言い方だけど←
アングラははっきり言って苦手だったのですが、
最近は受け入れられているような。
たくさんメッセージがあるのでしょうが、
理解できなくてごめんなさい、という気持ち。
不思議な体験でした。「夢」を見ている感覚に似ていた。
全貌はわからない。いくつものシーンをトリップするような。
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ブログを更新しました。 『満員御礼!Were Born ワー・ボーン閉幕!』https://t.co/v3ETpRGHrF#チケット完売#ポセイドンの牙#アメブロ
— 伊藤靖朗 (@yasuroito) 2018年4月17日
were born/ワー・ボーン
全2公演が終わりました!!
言葉を紡いで詩を作るように、お客様のイマジネーションがシーンの断片を紡いで物語が完成します。
ご来場いただいた全てのお客様、そしてこの作品を共に創り上げたカンパニーの皆様には感謝しかありません!! pic.twitter.com/liGqJXg5OU— 山内 貴人 (@yamachi0914) 2018年4月15日
移動参加型演劇の最たるコトを実際に体験しての戦利品?かな。
実はこれを貰えるのは、なかなかに名誉あることみたいで←笑
私の中での最高の主演女優である古澤美樹さんのサインも添えて頂いて(*^^*)
地下空港『Were Born / ワー・ボーン』 pic.twitter.com/SFvFJrDpqy
— 島影直輝 (@peppernao) 2018年4月14日
舞台芸術集団地下空港「Were Born / ワー・ボーン」観てきました。美容院だから劇場にない薬剤の匂いに包まれた場所。無機質なセットに見えるけどそこに色んな物語が演者によって創られ。移動しながら観る舞台でお客さんも集中してなきゃ取り残される。皆で作品を造り上げる感覚。お気に入りの言葉達。 pic.twitter.com/tkgF2Wjam6
— 月田 悠貴(つっきー) (@Tsukkiy_time) 2018年4月15日
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