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コロナ禍とイマーシブシアター

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こんにちは。ゆかです。
久しぶりのブログ更新はコラム的な内容となります。
テーマは「コロナ禍とイマーシブシアター」
あくまで、イマーシブシアターファンの個人的主観で、推測や希望も入っています。

コロナ禍前のイマーシブシアター/モノ消費からコト消費の移り変わり


一般的でないにせよ 劇場以外で行われる公演・参加型・体験型・移動や旅行と組み合わせた演劇はあった。

代表例:1975年 寺山修司 市街劇「ノック」/高山明 PortB作品/ キャラメルボックス JR東日本シアターエクスプレス 等

近年「イマーシブシアター」という単語の登場により、これらジャンル分けが難しかった演劇の総称としても用いられたように感じる。
作品のタイトルや説明に「イマーシブシアター」を使用している団体が 日本のイマーシブシアターの印象を形成したと考えている。
事例:DAZZLE/SCRAP/USJ/泊まれる演劇

ダンス・身体表現作品としての印象が強かった登場初期に対し、 昨今は参加型演劇・謎解きをイメージとする作品が多いと感じる。
SCRAPの影響大!
ただし、これは日本独自のムーブメントかと思いきや、 No prosceniumなど海外(特に欧米圏)イマーシブシアター情報サイトを調べてみると以前より謎解き作品もイマーシブコンテンツの一種として登場・紹介されており、 世界的に同様の傾向であることがうかがえる。

日本の体験型の歴史を知りたいと思った時、このスプレッドシートが思いつく。
この年表がすべてを語っているように思う。
昔から謎解き・ミステリー・イマーシブシアター・テーマパーク・アトラクション・クイズ・テレビゲーム・ボードゲームはどこか親戚のような存在ではないか。最近はこれにマーダーミステリーが加わった感じ。

日本の謎解きブームが、同時期に生まれ始めた「イマーシブシアター」という言葉の認知を加速させ、とりわけ日本では他国に比べ、謎解きのイメージが強い気がする。SCRA(ry
またコロナ禍前の世の中は断捨離ブーム、ミニマムな生活が流行り、モノ消費よりコト消費に流れていたこともあり、様々な体験型コンテンツが生まれた。
日本でも団体により様々な体験型作品・イマーシブシアターが登場し、消費者が選べるまでに成長した市場になってきたかな、という印象。

これは、以前まで私は「イマーシブシアター」とか「観客も物語の一部」とかそんな説明がされている作品と出会ったなら、とりあえず観に行った。それは母数が少なかったから。ホラーが苦手にも関わらず、頑張ってホテルアルバートに行ったし、ワンピース全然知らないのにワンピースタワーに行った。結果的には、どちらも良い出会いとなったけれど、そこからいろんな作品が増えて、取捨選択が出来るようになったことを実感する。
そんな進化中の状況でのコロナ禍だったから、オンライン版がすぐに出たというのも当然のことで、今後益々オンライン版やオンラインとオフラインの融合をはじめ、様々な形式のコンテンツが登場すると予測している。

イマーシブシアターとして選択肢が無かった時代から 自分が観たいイマーシブシアターを選べる時代へ…!

コロナ禍でイマーシブシアターの市場はどうなっていくか?


前述した通り、コロナ禍でもやり方次第でイマーシブシアターは公演可能である。 しかしながら、ニューヨークでイマーシブシアターの代表作と言える「then she fell」がクローズしてしまった。 ただこれは、「新しい時代に向けた新作を作る上での前向きな理由である」と発表されている。
日本では、コロナ禍以前からも言われている通り、収益化の難しいコンテンツである。 コロナ禍でそのハードルは更に上がってしまったように思うが、 NHKで特集が組まれるなど世間の関心度は高いように思う。 ただし、今の規模感のイマーシブシアターが続く限りはニッチ産業からの脱却は無く、潤沢な資金でハイクオリティかつ高いリピート率を生まなければイマーシブシアターというジャンルの一般化には繋がらないと思う。
SCRAP きだ氏はロンドンの作品を参考とした大規模コンテンツの制作に意欲的(「イマーシブシアターのいまとこれから」より)

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「ヨモツランド」ありがとうございました!


最後に、当方NYANが携わらせていただいたオンラインコンテンツ・ヨモツランドについて少し紹介させていただきます。今回、ブログでは一切触れていなかった…!こちらは、今回ご縁がありましたボードゲームカフェのジョルディーノさまをお誘いして叶った企画です。
オンライン上で、ボードゲームやマーダーミステリーなどのゲームをアトラクションと見立て、様々なアトラクションが楽しめるテーマパークを舞台としました。朝の開園から夕方の閉園までを1公演とし、その中で同時に物語も進行、最後の100分はイマーシブシアターで締めくくるという壮大な企画…!
役者を交えてお客様と遊ぶボードゲームやマーダーミステリー、ジョルディーノさま提供の情報錯綜ゲームは大成功と言えるのではないでしょうか!参加者の方にもお楽しみいただけた様子がとても伝わってきました。本当にありがとうございました!

肝心のイマーシブシアターパートは…どうだったでしょうか…。
NYAN前回のオンライン企画 #姫スピは劇場公演中止を受けてのものでしたが、今回の企画は最初からオンラインとして考えており、個人的にはやってみたかったいろんなことを実現させていただくことができました。
・登場人物が同時多発で行動しており参加者が選ぶカメラによって見える視点が変わる
・セリフはすべてテキスト化!生配信で役者が喋るのではなく、チャットや画像、事前に撮っていた動画で伝えました。
・唯一音声でのセリフとして、電話での1:1を採用
・役者同士の芝居はすべて身体表現

利用するプラットフォームの知識や配信環境等、そもそもの演出、システム、等至らない点も多かったと反省しておりますが、こちらも多くの方にご協力いただいたリハを経て、本番はより一層お楽しみいただけておりましたら幸いでございます。

この度リハにご協力いただきましたみなさま、そして何より本番に遊びに来てくださったみなさま、本当にありがとうございました。
また、今回の企画をご一緒してくださいましたジョルディーノのみなさま、出演者ならびにスタッフのみなさんもありがとうございました!
次回、劇場版 #姫スピ に向けて目下、鋭意制作中です。今後ともNYANをよろしくお願いいたします。

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