元めちゃイケメンバー三中元克主宰
三ランポリン4アター旗揚げ公演「狂乱のSingたち」
2月17日(土)
18時開演
2月18日(日)
13時開演/18時開演
チケット(※1ドリンク付き)
一般4000円
学生3000円(当日受付にて身分証の提示をお願いします)
場所
渋谷ドクタージーカンズ
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2月17日(土)の18時公演を観にいきました。
渋谷駅には17時25分くらいに到着。
そっからグーグルマップでドクタージーカンズ向かったら迷った。←
ラブホの入り口まで案内された・・・。
怖かった・・・風も強くて寒かった。
会場に到着したのは17時45分くらいでした。
入り口で受付をして、会場内に入ると、
2時間立ち見で鑑賞となる為、宜しければコインロッカーに上着や荷物をしまうよう案内されました。
お金返ってくるのかもしれないけど、ケチって預けなかった。←
歩き回って邪魔だったら後からでもしまえるかな、と思って・・・。
以前、このドクタージーカンズを歩き回って観たスパナイでもなんとかなったので。
そのまま1階の部屋へ案内されました。
ジャズのBGMにアトラクションっぽい音声アナウンスが、英語と日本語で流れ、なんだかそれっぽい!
ワクワク感を与える演出。
トイレをすませると、通路にすでに出演者らしき人が待機をしていた様子。
客席には出演者らしき人もいました。
お酒のメニューを確認し、ドリンクの交換はまだしませんでした。
スタッフらしき人は黒いマスクをしていました。
DAZZLEの公演思い出しました。
DAZZLEの逆バージョン。
スタッフの黒いマスク、要る?
まあ、そういう演出なのね。
観客は4~50人といったところでしょうか。
スタッフも観客の誘導を一切せず。笑
導線確保とかせず。笑
狭いバースペースに、わけもわからず収まっている観客達。
ステージらしきスペースがあらかじめ確保されていました。
客席エリアらしきところは小さく、椅子やソファが少しありました。
その椅子たちは早い者勝ち、もしくは空気を読んで(?)座らず立ったままの方が多かったです。
わたしは、始まったら歩き回るだろうから、開演までは座って体力を温存させておきたいと思い、
空いているソファに座りました。
私の隣に、すぐに他人が座りました。
その人たちが動かない限り、わたしも動けない状態になりました。
が、ソファ席はかなり快適でした。
暑くなったので脱いだ上着も、背負ってたリュックも置けました。
そして開演しました。
そこまで押すことなく始まりました。2~3分押しです。
メインステージらしきところへ出演者が出てきます。
主演の女性が踊ります。
しばらくフロアダンスのようなことをしています。
足元で行う演技はわたしの席からは全く見えない。
まあそれはしょうがない。
立ち見推奨なのに座ってるからね!
立ってる役者は見えました。
小劇場あるある。
まあそれはいいとして。
続々と出てくる出演者たち。
場面は劇団の稽古のシーンが続きます。
出演者の中に、芸人もいるので、冒頭はお笑いの要素も取り入れています。
わたしは声を出して笑いました。
なんだろう、笑ってあげました。←
上から!!!!
結構、お笑い多めでした。
途中から、あれ、ここ無限大ホールかな?と。
その辺からなんか、嫌な予感もしてました。
迷走してる?
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開始から30分経ちました。
冒頭は、全員が観るオープニングをそのメインステージでやって、その後自由行動になるのかなって思って、何回か時間チェックしちゃいました。
そして1時間ほど経ちました。
あれ、これ、動かない?
なんか、上の階も行くのかなって思ってたけど。
行かない!
物語が進むにつれ、たまに客席エリアでも芝居をしていたり、出演者が客席エリアを通って後方のエリアへ行くことが増えました。
そして、後方エリアでもなにかお芝居しているのが聞こえてきました。
が、観客は一切動かない。
それは、観客にとっては、演者が後方にはけたのと変わらない。
中には、はけた役者が舞台裏ででかい声で私語をしていて、芝居の邪魔をしているように思った人もいるかもしれない。
最初はわたしですら、後方へはけたのだと思っていた。
だが、あまりにうるさかったので、ああ、これは後方でも芝居をしているんだと気付いた。
観に行こうにも行けない状態が確立されていた。
最初に、ステージと客席という住み分けが確立されてしまったからである。
客席にいる観客は微動だにしなかった。
最初にポジった場所から動くことはない。
だから前方にいた立ち見の人も最後までそこで立ったまま見ていたし、後方の椅子に座った人は「前の人邪魔だな~」と思いながら、透き間産業よろしく透き間からずっと観るしかなかった。
いや、これはもう場内スタッフももうちょっとなんとか出来たと思うし、そもそもの運営方法の問題だ。
途中から、お酒取りに行きたいな~と思っても、「動いたら迷惑になる」というような状況であった。
イマーシブシアターを目指して、イマーシブシアターという演出にしているのはわかったが、抜けが目立ち、イマーシブシアターとして成立していない例を観た気がした。
わかりやすく言うと、これはBar公演ライブハウス公演であった。
観客に立ち見を強いる芝居。
ライブとかなら、まだ体を動かしたり声を出せるけど、芝居は静かにしなきゃいけないから辛い。
「自由に歩いていいんですよ」という説明が書かれた案内は、受付で配られた。
音声アナウンスでも言っていたかもしれない。
しかし、はっきりと誘導されないと観客は動けません。
1度動いてしまえば、観客も「そういうものなのだ」と思って、自発的に動くことが出来るようになるかもしれない。
しかし、はっきりとした号令が無いまま、同じ場所で芝居をしているので、観客からしてみれば「今は動いちゃいけないシーンなんだ」と感じる。
「今は動いちゃいけないシーンなんだ」と思っていたら、芝居が終わった。←
途中、役者が特定の観客を後方のエリアへ連れて行っていた。
声をかけられれば動きやすい。
声をかけられた人は友達同士で後方のエリアへ行っていた。
その人たちが動いたお陰で流れが変わるかな?と思ったが、動きなし。笑
それでも、「動いたら迷惑」な空気は変わらなかった。
体験型演劇みたいな説明もあったけど、どの辺が体験型?と思うような内容だった。
出演者に声をかけられて、後方へ行った人たちにとっては体験してる感あったかもしれない。
が、それ以外の大多数の人は、傍観するのみである。
普通の芝居となんら変わらない。
これでもイマーシブシアターと言ってしまえば、イマーシブシアターになるのだ。
やはり、言ったもん勝ちである。
終演後、ドリンクを引き換えに言ったら、店員さんから「もう終わっちゃいました。20時までなんですよね。」と言われ衝撃的だった。
あれ、このチケットはどうしたらいいの?持って帰る?返金してもらえる?泣き寝入り?と一瞬色々な考えが頭を過ぎったが、咄嗟に「聞いて無いんですけど…」と悲しい顔をしたら、「少々お待ちください」と確認しに行った。
その後、他のお客もドリンクの引き換えに来た。
そりゃ、まだ交換してない人いっぱいいるでしょう・・・
数分後、「手違いでした・・・」と交換してもらえました。
生ビール。
銘柄は書いてなかったけど、カールスバーグだったかな。
心なしか、あまり美味しく感じられなかった・・・
気持ちの問題かな?
ビールを飲んでる間、出演者と観客の面談を観察。
わたしはもちろん、出演者は誰一人知らない。
見た感じ、出演者のほとんどが面談をせず、会場の片付けをしていた。
。。。あれ・・・呼べてない?
特定の出演者が多くの観客を呼んでるイメージ。
本編には関係無いが、ちょっぴり団体の事情を垣間見た。
主宰の方も例外ではなく。
それと、明日も公演あるのに、会場の掲示物剥がしてるのに驚きました。
え?この後、クラブとして使うの?ちょっと謎。
そんな感じの観劇でした!
稽古不足な感じもあったし、意識も低いかな、と感じてしまいました。
あと、2時間公演って言ってたから、2時間近くたって「いつ終わるのかな、いつ終わるのかな」って思ったけど、全然終わる気配無く。
結局、2時間半ちかくやってたよ。
え?ゲネリハとかちゃんとやった?と疑うほどでした。。。
結果的に普通の公演になっちゃったから、そんだけ長かったら観客の集中力切れるし、「早く終わんないかな」になっちゃうし、面白くても観終わった後の感想が「長くてつまんなかった」に変わっちゃうし、公演時間長いってほんとにいいこと無いです・・・
ってめっちゃ叩いてるけど!
言うだけなら簡単だから言ってる。一応、お金払ってるから・・・
でもイマーシブシアター挑戦して、残念な結果になったかもしれないけど形にして3公演行ったっていうのは、凄い労力ですしお疲れ様でした!って思います。ただ、全然イマーシブシアターじゃなかったけどね!
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