イマーシブシアター目線でディズニーを語るシリーズ第二弾といたしまして、とても没入出来て個人的に思い入れのあるショー「ポルトパラディーゾウォーターカーニバル」について紹介します。完全なる自己満足です。
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東京ディズニーシー開園当初から5年弱続いた、一日一度開催されるお昼の水上ショーです。
コンメディア・デッラルテというイタリアの演劇スタイルと、ベネツィアカーニバルの衣装デザインを取り入れた、まさにイタリアンなショー。開催されるメディテレーニアンハーバーのイタリアの街並みと見事にマッチし、お互いが演出の相乗効果となって、イタリアの雰囲気を高めています。
まさにイタリアのお祭りに来たかのような没入感。衣装のデザインもカラフル、明るい音楽と外国人さながら、声を出して盛りあげてくれるパフォーマー、手拍子したり声を出したり、お客さんも一緒に楽しめるスタイルです。
内容も魅力的ですし、現在ではステージが出来てしまったところも、以前は出演者も観客と同じステージレベルでパフォーマンスするというスタイルがわたしは好きでした。そういった部分からも、「街でお祭りしてる感」というのが出ていたなぁ、と思います。エリアの地形によって出演者のステージングも変わり、それがまた「別の場所でも見たい」という気持ちになりました。
ショーにもストーリーがあります。
開園5分前、水上にストーリーテラーが登場し、これからはじまるお祭りが、なぜ開催されるかと言う経緯を説明してくれます。よくある御伽噺のようにね…(っていうセリフから始まるんです。)
ここにも書こうと思いましたが、wikipediaの概要にまとめられてますのでそちらご参照ください。(えっ)
ただ、wikipediaだけ見ると、エテールノのストーリー矛盾して無い?って思うかもしれませんが、あくまでミニー≠ダニエラ姫ということで、次の新しい夢を届けるために旅立つ、という意味のようです。
エテールノの内容に関しては没入感からいささか脱してしまうようですが、通常版に関しては終始物語に入り込める内容でした。
エテールノは、ミニーたちの新しい旅立ちを、王国の人々が見送る内容となっています。
これらのストーリーはあくまでお祭りが開催されるに至った経緯であり、実際のショーはこのストーリーとは異なります。
上記のストーリーを説明する前説が終わった後は、パフォーマーたちがパレードでやって来て、ポルトパラディーゾのカーニバルに訪れた観客を音楽とダンス、手品やジャグリングで歓迎します。
そして、物語の登場人物に扮するディズニーキャラクターが船によって登場し、水上をパレードします。
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パレードの後は、各地にキャラクターが上陸して観客のテンションも上がってきたところで、観客が一体となって楽しむ手拍子合戦、大きいバルーンでのボール遊び、といった参加タイムで盛り上がりは最高潮に。
そしてお祭りはエンディングを迎え、みんなとお別れ。「チャオー!」とみんな笑顔で元気な挨拶をしてくれます。
楽しくて幸せなカーニバル、今は終わってしまいましたが、美しい思い出はわたしたちの心の中で永遠に輝き続けています。
連射。笑
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